2012年8月20日(月)

アラフォーママの子育て日記・お盆には『すと豆腐』のお話

私の故郷、島根県雲南市木次町はお盆になると販売される食材があります。
それは『すと豆腐』
すと豆腐パッケージ.jpg
すと豆腐のパッケージ、良く見ると豆腐ではなく豆富
すととは、わらずとの事か?ストローの事か?定かではありませんが、
この地方独特の真四角の豆腐を二枚におろして、いわゆる巻きすの様な物に包み、水を切って表面にデコボコな跡を付けた豆腐。
生食ではなく煮食専用です。
すと豆腐①.jpg
1パックに2枚入り
お盆の頃に流通するのは、お盆の仏壇のお供え膳にこの
『すと豆腐の煮物』
を入れるためです。
すと豆腐の煮物.jpg
すと豆腐の煮物
亡くなったおばあちゃんが作っていた我が家のこのすと豆腐の煮物は、何故か出汁のカツオぶしとともに煮てあって、本来は精進であるはずのお供えですから疑問ではありますが、
おそらく味がからんで美味しくなるからという単純な理由で、おばあちゃんのオリジナルだったのでは?と推測します。
今年は私が煮ましたが、豆腐好きな次女がこの煮物をとても気に入り、あっという間に平らげてしまいました♪
こんな風に、その地方でその時期だけ食べる風習の料理。
きっとまだまだたくさんあるんだろうな…
聞いたところこのすと豆腐、お盆だけでなく年末にも予約制で販売するとのこと。
ご先祖様にお供えだけでなく、神様にお供えするおせち料理にも入れる家があるということなのでしょうね。

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