料理のある風景
日本和食卓文化協会
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2013年9月24日(火)

アラフォーママの子育て日記・小学校給食試食会のお話③ 

フランス家庭料理を習っていた、そのフランス人マダムは、
料理のフォン(だし)はマギーを使っていました。
『フランスのフォンはね、
 フォンドボー(牛のだし)にしても、ヒュメドポワッソン(魚のだし)にしても、
 作るには、ものすごーく時間がかかって大変なの。
 だから、家庭ではマギーのようなインスタントが必要なのよ。』
と、マダム。
『その点、日本はいいわよね〜。
 ちゃんとした本格的なおだしだって、短時間で取れるんだから。
 昆布だって鰹節だって常温で長期保存できて、それ自体がインスタントよ!』
そして、マダムは私にこう聞きました。
『それなのに、なぜ日本人は、顆粒のだしの粉末を使うの?』
目からウロコ!
まさにこの言葉で、私の目から、インスタントのだしというウロコが剥がれ落ちました!
それ以来、仕事でインスタントを使う必要がある時以外は、
必ずだしをしっかりと取っています。
そうなんです。
世界広いけど、こんなにだしがシンプルで簡単な国って日本以外にはないの。
もちろん顆粒だしを使うより、時間や洗い物は少々かかるけど、
その何倍も美味しく出来るってこと、みんなに知って欲しいなあ・・・

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